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クロスメディア戦略を活用したマーケティングの可能性

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クロスメディア戦略とは、アナログ・デジタル関係なく様々な媒体へクロスさせて宣伝活動を行うこと。

つまり1つの商品・サービスをテレビCMや新聞、DMや交通広告、web広告やSNSなど、色々な媒体で総合的に販売促進を図るマーケティング手法で、媒体どうしによる相乗効果を高めて、点在する潜在顧客を広いあげることができるため、今、注目されているマーケティング手法と言えます。

今日は当社の経営理念でもあるクロスメディアについてご案内します。

□ メディアミックスとの違いとは

クロスメディアを混同しやすいのが、メディアミックスです。

複数のメディアに同じ内容のメッセージを掲載する広告宣伝の手法で、一見、クロスメディアと似ています。
こちらも「複数のメディア(テレビCM・雑誌・Webなど)を使い、より多くの人へ宣伝をする広告手法」である事には変わりませんが、その目的が異なります。

メディアミックスは、訴求するターゲットの裾野を広げて、不特定多数のターゲットに認めてもらうことが目的です。

つまり、メディアミックスは複数媒体でターゲットに多くの情報を与えることが目的で、「クロスメディア」は複数媒体を使ってターゲットを動かすことが目的です。

□ クロスメディアのメリット

さまざまな層の顧客を獲得できる
今でも高齢の人たちは昔ながらの目で見る広告・手に取る広告から情報を得ることが多く、なかなかWebメディアやSNSでを使ってのアプローチが難しいものです。
そこで、クロスメディアの活用によって普段はインターネットを使わない層の消費者を獲得することができる。

広告に使われる媒体は、それぞれの媒体ごとにターゲットとなるユーザー層が異なります。
したがって、複数の広告媒体を活用するクロスメディア戦略を行うことで、幅広いユーザー層にアプローチすることが可能となり、商品・サービスの認知力を高める効果を期待することができます。


弱点を補いながら広告効果を高められる
マーケティングにおいて、・ターゲティング・拡散具合・信頼度・情報量・伝わるスピードが重要ポイントになります。

例えば、テレビCMや新聞広告はターゲティングが弱点で狙った層へ宣伝しにくいというデメリットがあるのに対し、Webや雑誌では狙った見込み客に広告を見てもらえます。
一方Webは、たくさんの情報を詳細に掲載することができますが、テレビCMでは時間が限られているため、情報量も限られています。

テレビCMとWebメディアを組み合わせれば、それぞれの弱点を補える。
そして双方の強みを活かすことが可能になるのです。


✔購買行動を促しやすい
テレビCMを見かけて、気になり、ネットで商品情報を見ていたら、つい欲しくなって買ってしまった、そんな経験はありませんか?

これがクロスメディアの最大のメリットです。
人が1度クロスメディアマーケティングの流れに乗ると、購買行動を起こしやすくなります。
これは、流れを作ることで「商品を認知→理解→購入」がスムーズになり、購買させやすくなるためです。


つまり、クロスメディアを活用することで、より購入見込みが高い生活者を集客できます。
テレビCMや新聞広告などのマスメディアによって、幅広い認知を獲得し、その中から興味をもった人だけがウェブサイトやチラシなどをチェックするように誘導します。

ウェブサイトやチラシでは、マスメディアよりも詳しい情報が掲載できるため、対象商品や対象サービスの認知が理解へ進み、購買意欲を高めることが可能です。

□ クロスメディアを成功させるには

①まずはターゲット分析し、ターゲットに合うメディアを見つけること
クロスメディアを成功させるためには、ターゲットをしっかり分析し、ターゲットに合わせたメディアを選定することが重要です。

例えばシニア層がターゲットの場合、新聞の購読率は高く、チラシやDMなどの紙媒体に触れる機会が多い。
ということはSNSやWeb広告などのメディアを用いても効果があまり期待できないことは想像ができます。

インターネットメディア(スマホやパソコンで見ることの多いメディア)
ブログ・メルマガ・動画配信・ランディングページ

デジタルメディア(マスメディア】
テレビ・ラジオ

アナログメディア(紙媒体)
ダイレクトメール・新聞・チラシ・雑誌

上の媒体の特徴を考慮し、ターゲットに合わせてメディア選定することが成功の鍵です。

②カスタマージャーニーマップを設計する
ターゲットがどこを経由して購買や資料請求に到達するか、顧客の行動や思考、感情を時系列で可視化したものをカスタマージャーニーマップといいます。
考えられる生活習慣や行動範囲などから、どのような順番でメディアを横断していくのか・・・具体的にイメージして明確に設計していきましょう。

③PDCAを回してスピーディーに改善する
PDCAとはPlan Do Check Actionのことです。
複数メディアを総合することで効果を高めるのが、クロスメディアの強みですが、どこか1つのメディアに課題があると、効果を最大限に引き出すことができません。
各メディアでの誘導率などの効果測定もしやすく、メディアごとに施策を打つことができますので、PDCAをしっかり行って、改善することを忘れないことです。

□ クロスメディア例

ではそのようなメディアをかけ合わせてクロスメディア広告にするのか。
その例をご案内していきましょう。

Webサイト✕資料・カタログ請求
商品・サービスに特化したランディングページからSEO対策を行い集客を狙い資料請求へ導く。

Web広告は広く活用でき簡単に製作できますが、その分、信頼度は低くなってしまいますので、資料やカタログのように信頼度のあつい紙媒体へつなげるのは有効的だと言えます。

テレビCM✕チラシやDM
テレビCMでは全国区から集客が可能、商品・サービスを認知させ、チラシやDMを使ってレスポンスを取っていきます。

CMにてWebサイトを告知して、そこからレスポンスを取る方法も非常に有効です。
いくつ広告媒体を活用するのか、何を組み合わせるのかによってクロスメディアの効果は変わってきます。商品やサービスによっても効果的な組み合わせは変わってくるので、どの広告媒体を使うのか見極めることが大切です。

ホームページ✕紙媒体
パンフレットやチラシ、名刺などの紙媒体にホームページURLやQRコードを掲載することで、スマートフォンからかんたんにホームページにアクセスできるようになります。

ホームページ✕SNS
ホームページ以外のWebメディアとして、SNSの利用率は年々高まっています。
SNSの特徴を生かして、ホームページへ誘導することも、クロスメディアの1つといえます。特にFacebookを活用したホームページへの集客は効果が大きいとも言われています。

□ まとめ

いかがでしたでしょうか?

クロスメディアはデジタルシフトが加速する中、デジタルと他のメディアをどう組み合わせて、シナジーを生み出すかがポイントになります。

複数のメディアをかけ合わせ、メリットとデメリットをお互いに補いあいながら広告効果を高める。

人がどう行動するのか・・・どのような流れにすれば購買につながるのか・・・をしっかり分析することが成功の秘密です。

クロスメディアはこれからの時代、大きな可能性を秘めたマーケティング方法です。

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