DMとインターネット広告では、使い方に大きな違いがあることを理解しましょう。
DM=自社の既存顧客向けに販売促進をかけるもの
インターネット広告=見込客や新規顧客の獲得に使うもの
次に、DMとインターネットのどちらが“大きな売上”に貢献できるか…。
それは、DMです。なぜ、DMからの方が大きな売上が期待できるかというと
「高額商品」が売れやすいからです。
インターネット広告は、コストを比較的安く抑えられるというメリットがあります。
しかし、その反面、高額商品は売れにくいという特性があります。
また、ライバル商品とすぐに比較されやすいというデメリットがあります。
きっとあなたも経験があると思いますが、
インターネットで何かを購入しようとした際に、似たような商品を探したり、
より価格の安いものを探したりしたことがあると思います。
こういう点からインターネットを活用した販売促進では、
大きな売上を狙うと言う点では、適さないと考えましょう。
冒頭でもお伝えしましたが、インターネットは、
「見込客の獲得・新規顧客の獲得」の媒体としてはオススメだと言えます。
一方でDMは、新規顧客の獲得にはオススメだとは言えません。
なぜならば、印刷代や郵送代など一定のコストがかかるからです。
DMを使うべきポイントは、自社の既存顧客のリストに対して使うのがベストです。
自社の既存顧客とは、少なからず自社商品・サービスを購入または興味を持っていただいた方ですから、多少の信頼性を寄せている方々になります。
ですから、DMは一定のコストをかけても良いと考えるようにします。
その考え方のもと、2回・3回とリピート購入してもらうような
販売促進をしていくわけです。
封筒を活用したDMでは、チラシなどを同封できますから、商品のメリットなどをしっかり伝えやすいため「高額商品」を販促するのにも適しています。
つまり、一定のコストはかかるものの、あなたに信頼を寄せている方に対して、しっかり伝わる販促ができるため、「高額商品」が売れていくという流れができるわけです。
以上のことから、売上アップに大きく貢献できるのは、
DMであるということを知っていただければと思います。
【ハガキDM・封筒DM、インターネット広告の比較】
DM(ダイレクトメール) | インターネット広告 | ||
はがきDM | 封筒DM | ||
売上の大きさ | ★★★ | ★★★★★ | ★★ |
コスト | ★★★★ | ★★ | ★★★ |
成約率 | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
秘匿性 | ★★★ | ★★★★ | ★★ |
訴求効果 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
掲載情報の量 | ★ | ★★★★ | ★★★★★ |
新規顧客の獲得 | ★ | ★★ | ★★★★★ |
冒頭でもお伝えしましたが、
DM=自社の既存顧客向けに販売促進をかけるもの
インターネット広告=見込客や新規顧客の獲得に使うもの
という点を踏まえて、上の表をご覧ください。
まず、インターネットを活用することのメリットは、
伝える情報量の多さと新規顧客の獲得に活用できる点です。
弱点としては、ライバルの商品・サービスと簡単に比較されやすいため、成約率も売上も低くなりがちです。
一方でDM([はがきDM]・[封書DM])では、ターゲットに対する訴求力が高く、
ライバルとの比較もされにくいため、成約率・売上もより大きいものとなります。
考え方としては、目的によって使い分けることが大事だということです。
よい大きな売上を目指す施策であれば、既存顧客向けのDM。
より多くの見込客・新規客獲得を目指すのであれば、インターネットの活用。
この比較図を参考にしていただき、
これからのビジネスに活かしていただければと思います。