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DMで大活躍 (大判)圧着はがきの特性を知る

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圧着はがきDMは、通常はがき(2面)を4面、もしくは6面にし、これらを折りたたんで専用ノリを塗って熱や圧力で圧着させたタイプ、または大判圧着はがきと呼ばれるA3サイズの用紙を折りたたんでA4サイズにし同じく圧着させたタイプのDMです。

公的機関や銀行などから送られてくるケースも多いため、皆さまも手に取ってめくった覚えがあるかと思います。

じつは、圧着はがきの用途で最も多く利用されているものは、DM。

今回は圧着はがきの種類や特徴、また販促DMとして活用するメリットについてご案内します。

□ 圧着はがきの種類

1. V折り

2つ折りにして内側の2枚分を貼り合わせて圧着させたスタンダードな形のものです。
受け取る側も扱いやすく、送付する側にとってもコストが抑えられるため、さまざまな業種、会社でさまざまな用途で使用されています。

2. Z折り

はがき3枚分をZ型に三つ折りし貼り合わせて圧着させたものです。
V型より、少しコストは上がりますが、記載できる情報量に断然の違いがあるため、新商品案内や通販業界などで多く使用されています。

3. C折り

両サイドを内側に折り込んで、C型になるよう貼り合わせて圧着させたもので、返信用はがきをつけて利用されています。

□ 圧着はがきのメリット

1. 情報量を増やせる

まず、通常はがきでは宛名面を除くと1〜1.5面分の面積にしか広告に利用できません。
2つ折り(V折り)圧着はがきであれば、3〜3.5面、三つ折り(Z折り)であれば5〜5.5面に情報を掲載できることになります。

2. 優れたコストパフォーマンス

掲載する情報量が多くできるにも関わらず、折りたたんで圧着させてしまうため、仕上がりは通常はがきサイズと同じ料金で送付が可能。
ただし・・・いくつかの条件をクリアする必要がありますので、送付の際にはチェックが必要です。

また、同じ情報量になる封書には封入封緘作業が発生しますが、その必要がないので、人件費のカットにもつながり、また封書に起こりうる封入間違い、宛名間違いなどのリスクもありません。

3. 高い機密性・秘匿性

すべての情報が丸見えとなる通常のはがきとは違い、中面を圧着させ隠すことができ、1度開いてしまうともう1度圧着させることは難しいという特性から、圧着はがきは情報の機密性・秘匿性は非常に高くなります。

第3者に見られたくない情報を、圧着はがきでお送りすることで、お客様の不安を取り除くことができますので、このような気遣いで会社の信頼関係を築くのに役立ちます。

4. 開封率に大きなちがい

人は隠れている情報は、ついつい見たくなってしまうという心理を持ち合わせています。
めくる部分をデザイン的に工夫すれば、さらに開封率を誘導することもできます。

DMは見てもらわなければ反応率へつながらないのですが、開封して読んでもらうことが最大の課題になります。

封書にも開封率をあげるためのノウハウは色々ありますが、開封し、折りたたんで内容物を広げるという少しの手間が煩わしいと人は感じる傾向があるため、開けずに捨てられてしまうケースもあります。

しかし、圧着ハガキの場合は、中身が内側に綴じられていることで、「隠れている情報が気になる」「知らないで損をしたくない」といった心理をかきたてるため、圧倒的に開封率の高いDMでになります。開いた後も、比較的読まれる傾向があります。

□ 大判圧着はがきのプラスメリット

より大きく広告面積を取れる大判圧着はがきには、圧着はがきでは使用できない大きなフォントを利用することができ、お年寄りにも届くユニバーサルデザインが可能です。
さらにお客様の視線を上手く誘導しやすいデザインにすることもできます。

また返信用はがきを使用したい場合、圧着はがきにはさまざまなルールがありますが、大判圧着はがきであれば、ミシン目加工でカンタンに返信用はがきを設置することが可能です。

CTAは今、Webへ誘導したり、QRコードを使用したりと、さまざまデジタルと融合させることが主流にはなっていますが、お年寄りを含めたより広いターゲット層へ届けるには、未だ返信用はがきは欠かせません。

何よりその大きさは他の郵便物に埋もれることもなく、受け取り手にインパクトを与えることができ、反響につながりやすいと言えます。

お客様の印象にも残りやすく、効率よい広告効果が得られることが大判圧着はがきのプラスのメリットになります。

大判圧着DMは定形外郵便の扱いになり、重さによって値段が変わります。
封書よりコストがかかってしまうと思われがちですが、差し出し通数によって割引があったり、広告郵便物として発送する方法やメール便で発送すると格安になる場合もあります。

こういったDM便を使用する場合には更に「信書」に当たらないことが前提になるため、内容についても様々な条件が定められています。

ポストに投函される数多いDMの中でもA4圧着DMは、開封する楽しみを加えて、その大きさと多彩な情報からPR効果も十分あり、より販促に役立ちます。
インパクトあるDMとして、ますます活用されるものといえるでしょう。

□ 圧着はがきの活用方法

中に隠された情報を開封しなければ見られない・・・ワクワク感や特別感を演出でき、開封率を高める効果が期待できる圧着はがき。

・会員向けの特別情報やお得なセール情報

・特別クーポン

・キャンペーン

圧着された面にお得なイベント情報があり、期間限定のその人だけのセール情報や割引券などがついていると、隠されていた情報だけに見た人の気持ちは特別感を感じるに違いありません。

このように自社の顧客など、特定のお客様だけへの特別な案内をお送りする。
また

・イベント案内
・商品のPR
・アンケートの送付
・入会や来店の促進

このような場面で圧着はがきを活用すると効果的です。

□ まとめ

いかがでしたでしょうか?

圧着はがきには大きな特徴とメリットを持っています。

掲載できる情報量の多さや低コストも大きな魅力ですが、何よりも、「つい開けてみたくなるワクワク感」がDMとの最も相性の良い理由。

子供からお年寄りまで道具を使わずに、カンタンに開けることが出来るのはとても便利です。

多くの企業では自社のサービスや商品をよりよく知ってもらいたい、多くの魅力を伝えたいと思う気持ちがあるので、封筒にパンフレット・・・チラシ・・・と何枚も入れて送ってしまいがちです。

しかし受け取った側の気持ちはどうでしょうか?

日々、たくさん送られてくるDMの山の中から、それらの情報を読もうという気持ちになるでしょうか?

今、求められているDMは人の感覚に刺激を与えて関与を高める工夫が必要です。
触った時の感覚、表面の模様、シールを剥がすなど人間の5感を2つ以上刺激できるDMが効果的といえるでしょう。

はがきDMでや封書DMでをすでに導入されていて、なかなか反応率に結びついていないという方は、圧着はがきを試されてみてください。

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