QRコードはスマートフォンやタブレットのカメラ機能での読み取りが可能になり、気軽に情報を得られる手段として広く認知され始めています。
オフラインDM・チラシからオンラインWebへ誘導し受注を受ける、といった商品受注方法に移行しつつある中、力を発揮するのがこのQRコード。
一般社団法人日本ダイレクトメール協会の調査、WebアクセスDMの具体的な内容を見ると、受取経験では「QRコード」(72%)が最多。
続いて「検索窓、キーワード表示等」(47%)。
アクセス経験でも「QRコード」が69%で最多。
やはり続いて「検索窓、キーワード表示等」が40%。
売上をUPさせたい、新規ユーザーの集客を増やしたいと思っている方。
アクセス数の非常に高いQRコードをDM・チラシに活用しない手はありません。
今日はますます需要が高まりつつあるQRコードに注目してみます。
■ コンバージョン率がUP
ECサイトや企業ウェブサイトを訪れ、総閲覧者数に対する、商品購入・会員登録・資料請求などの収益に結びついた人数の割合を指す数値、コンバージョン率の数字が変わります。
DM・チラシを見て興味や関心を持った顧客が「商品を詳しく知りたい」「どのような会社だろう」と商品販売サイト、会社HP、ブログやSNSにアクセスしたり、インターネットで調べたりするのは自然な流れです。
ということはDMからWebへスムーズに誘導できるかがポイントになる。
そこで活躍するのがQRコードです。
QRコードは読み取るだけで、瞬時に指定のウェブサイトへ簡単に誘導。
最短でアクセスできるため、顧客の興味や関心を維持し離脱を防いで、コンバージョン率UPへつながります。
■ SNS使用すれば登録率がUP
顧客が自社のSNSアカウントをわざわざ検索してフォローするというのは、よほど会社や商品のファンでない限り、面倒だと思う方が多いかと思います。
しかしQRコードであれば登録も簡単でお客様の手を煩わせることもありません。
SNSのフォロワーが増えれば、新商品の案内やキャンペーンの投稿を目にしてもらいやすくなります。
ということは販促の機会が増える。
さらに商品を気に入って貰えれば口コミ投稿をしてもらいやすい。
そのコメント交流で信頼感、安心感もUP。
SNSはご存知のとおり、メッセージが拡散されやすい媒体です。
好意的なレビューが広がっていけば、ほぼ費用をかけることなく、広告効果・集客効果へとつながっていく。
SNSフォローを獲得することは既存客・新規客、双方のアプローチにつながるのです。
■ QRコードの分析で顧客関心度などがわかる
Googleアナリティクスを利用してもQRコードに無料でアクセス解析を入れられます。
送付したDM・チラシに対する顧客の関心や興味がピンポイントで把握できれば、次のDM・チラシ内容や販売促進に役立ちます。
Q:QRコードはどうやって作るの?費用は?
A:無料でQRコード作成できるサイトはたくさんあります。
またQRコード使用の費用は一切かかりません。
Q:QRコードは安全なの?!
A:誰でも作れて、複製も簡単にできる、そもそもQRコードに安全性や秘匿性はありません。
QRコードは誰でもそのコードを読み取ることができるという意識で作成、使用しましょう。
Q:QRコードを載せる時の注意点は?
A:QRコード画像の解像度は300から350Dpiにする、20×20㎜以上の大きさにする。
解像度が小さすぎるQRコードはユーザーが読み取れない可能性があります。
印刷をする前に必ず読み取りチェックしましょう。
Q:QRコード記載のポイントは?
A:文字離れが起こっている現代において文字だけがびっしり並んだものに反射的に読みにくい・・・読むのが面倒と感じる傾向がありますが、適度にスペースや写真を交え、シンプルにQRコードを入れることでDMが見やすくなります。
Q:QRコードには何を紐付ければいいの?
A:自社のウェブサイトやECサイト。
またはQRコードからのアクセス率をより高めるには、プレゼントやキャンペーンを活用するのもいいでしょう。
専用ページにアクセスすると割引クーポンが発行できたり、プレゼントがもらえるかもしれないというお得感とQRコードから簡単に応募、利用できるという利便性が顧客を動かしてくれます。
Q:「QRコード」って文言を使用しても大丈夫?
A:「QRコード」「フレームQR」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
そのためこれらの文言で商用利用する場合には株式会社デンソーウェーブへ相談または同社の登録商標ですと記載する必要があります。
これらを避けるには「HPはこちらから」などと記載するようにして下さい。
いかがでしたか?
QRコードが急成長する一方で「検索窓」利用は半減しています。
検索窓への打ち込みは作業自体は簡単なものですが、入力自体が面倒だったり、タイプミスが発生したり、Webに到達するまでに時間がかかります。
読み取るだけでWebへ誘導できるQRコードは顧客の利便性を考えるとまさに今、大注目すべきツール。
何となくDM・チラシに記載するのではなく、上の記事をご参考に記載内容や方法を工夫し、効果を実感して頂きたいと思います。