戦後間もない日本、無一文となった創業者は、
明日からどうやって生きていこうかと、焼け野原を探し歩く日々を過ごしていました。
時には現地の人になりすまし、朝鮮半島へ渡ったこともあります。
そんなある日、たまたま通りがかった工場から、
「ゴーッ」という力強い音が聞こえてきます。
のぞいてみると、新聞紙をパッタンパッタンと袋にする機械の音でした。
「これだ!」
大切な人へ手紙をしたため、想いや心をつないでいた時代。
手紙はどんなに遠く離れていても、人と人とを結びつけることができる。
恩師からの「ガンバレ」に勇気づけられ、
友からの心やさしい「ありがとう」にほっとした気持ちになる・・・。
戦争で多くのものを失い、深く傷ついた日本。
そんな日本を元気にしていくには、人と人とが心を通わせ合い、
想いを届け合うことだと考えました。
想いがつまった封筒で人々の心をつないでいけば、日本に明るい灯がともるのではないか、
人と人とのまん中に立って、活気あふれる日本の復興に貢献したい、
戦後の殺伐とした混乱時に感じたこの想いが当社の原点となっています。
このロゴは社員全員でつくりました。
福岡製袋工業のF、通販サイトを運営するマザーパックのM
を組み合わせ、ブリッジ(架け橋)をデザインしたものです。
創業の精神を今も大切に、
人と人とのまん中に立って心と心をつなぐ
社会の架け橋になりたいとの思いを込めています。
時代と共に封筒の使われ方も多様化、今も多くの企業がダイレクトメールにのせて
自社の商品・サービスへの情熱や想いを届けています。
届いた「モノ」を通じて人間の五感に訴えかける
アナログでしか得ることのできない体感
斬新なコンテンツでワクワク感を与える
デジタルでしか得ることのできない体験
当社は企業とお客様との想いを新しい形でつなぎ
お客様・地域社会になくてはならない存在になりたいと思っています。
創業者は戦争で全てを失いました。
それでも「自分が時代をつくる」と、
常にバイタリティーに溢れ、
ゼロから道を切り開いてきました。
創業者のチャレンジ精神を引き継いで、自らの足で力強く一歩一歩、前進してまいります。
共に苦しみ・共に悲しみ・共に喜び合うから心が通い合い、信頼関係が生まれます。
人はそれぞれ強みと弱みがあり、
共に支え合っていくことが
チームであることの存在意義です。
人と人をつなぐ、心と心をつなぐチームワークで最高の顧客満足を生み出して参ります。
「芳村思風先生 感性論哲学」より引用 https://www.facebook.com/y.shihoo
鶏口はニワトリのくちばし、牛後は牛の尻尾を指しています。
強く大きな力に付き従うのではなく、小さな世界であっても、
尖った存在になれば、そこでは存在感を放った専門家になれるのです。
また、鶏のクチバシは頭より前に突き出ており、飛び抜けた存在であっても胡座をかくことなく、
先頭で人々をリードしていくということも示唆しています。
当社の社訓は、創業者が戦後、深く傷ついた日本を見て、心と心を通わせ合い、
想いを届け合うことで日本の復興のきっかけになりたいとの願ったことが基となっています。
働く仲間がOne Teamで、日本の”つながり”の架け橋となり、
心がひとつになれる社会作りができるよう努力を続けて参ります。